あやうく会社に搾取されるところだった

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人をなめくさる「おじさん」たちは相手にするな

人をなめくさる「おじさん」たち

「ビリーブ 未来への大逆転」という映画を見ました。アメリカで性差別と戦い続けたルース・ギンズバーグという女性の実話です。

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女性はカードを作れない、仕事を選べない、法律学校で勉強しようものなら差別的な扱いは日常茶飯事。たった50年前の話です。

心が折れそうになることもたくさんあったと思うけど、とても理解のある旦那さんがいて、彼女は世の中を大きく変えていきました。すごく勇気がもらえて、良い映画でした。

NHKでやっていた彼女のドキュメンタリーも見ましたが、セリフが痛快です。

「特別扱いは必要ありません、ただ踏みつけているその足をどけてください」🤣

法律はその後変わり、時代は「差別」に対しての意識は変わりつつあるけど、年配の人の考え方はほとんど変わっていないなと、日常では感じます。

 

東京に住んでいるころ、駅のホームで突然見知らぬおじさんにぶつかられたり、怒鳴られたりすることがよくありました。

飲み屋で隣で飲んでいたおじさんにも、「この映画見たことないのか」「こんなことも知らないのか」と、自分の狭い知識の範囲でマウントをとられて、当時若かった私は気の利いた返事もできずただただ悔しい思いをしてきました。

【おじさん】という人種は、基本的には女性・自分より若い者をなめています。

若い男性はそんなことないのに、いつから皆【おじさん】になってしまうのか…。

自分が知っている世界がすべてだと思っていることが本当に視野が狭いし、女性・若者に偉そうにして優越感を得ているところが、本当に心のちっさい臆病な人間だな、と思います。

人は性別・年齢関係なく平等で尊重すべきだと思います。

もちろん人生の先輩には敬意を払うべきだとも思いますが、そんな先輩も後輩を尊重すべき、という意味です。 

 

うちの社長も社員から意見が出ると、自分が否定されたと勘違いするのかすぐ怒鳴る。まるで臆病な犬が吠えているようです。歳を取ると怒りのブレーキが利かなくなるそうなので、もう可哀そすぎるので許してあげなきゃね、ほんと、おうちでも大切にされていなくて心が寂しいんだろうね、よしよし。

年齢を重ねるとホルモンの減少などで活動的ではなくなるのですが、老化による脳の萎縮で“怒り”という感情を抑えるブレーキは利きにくくなるのです。

そのため、普段はおとなしくても怒ったときに感情の歯止めがきかないのです。キレるお年寄りが、普段から暴言を吐いたり暴力をふるうことは考えにくいと言えます。

ここ30年の変化でいうと、お年寄りを敬う文化が崩れていることも影響していると思います。個人的な意見ですが、今は年寄りを邪魔者扱いする社会的風潮があると思います。家族や社会に邪魔にされる、迷惑をかけているという自責の念も「キレる」ことにつながります。 

www.fnn.jp

 

 おじさんのいない世界に行きたい…(おじさん疲れ)

 

あ、これおじさん差別かも🤣

 

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