【社畜】「イエスマン」以外は潰される

適応障害で休職するまでの経緯

私は自分がリーダーであるプロジェクトの週1回の会議で、毎回社長に皆の前で罵倒され続け、適応障害となり休職することになりました。

私は仕事は何でもこなすため、社長のお気に入りの社員で、とても期待されていました。

また、情報システムが得意分野であった為、DX化（デジタルテクノロジーを駆使して、経営やビジネスプロセスを再構築すること）を進めたい社長は私を中心に「我が社のデジタル庁を作る」と言っていました。

さしあたって営業ツールとしてシステムを開発することになり、私が画面設計、データベース設計を行い、週1回の会議で皆（社長、営業、営業事務、私）で議論をするという進め方をしていました。

私は自分がシステムエンジニアだった知識を生かして、新たな提案もしたり、コストに見合わない仕様はその旨提言してきました。

ところが、だんだん社長が私の提案が気に入らないのか、本当は「それが良さそう」と思ったことも「何を考えているんだ！そんなものはやらん！いいから俺の言う通り作れ！！」と怒鳴るようになってきました。

私の提案が気に入らないというより、私が提案することに対して、自分より色々知っていることが気に入らないような感じでした。社長は70代、私は元システムエンジニア、社長が知らないことを私が知っていても当然ですし、私の知識を利用してどんどん一緒にいいものを作ればいいのに、負けず嫌いの社長の癇に障ったようです。

毎回会議で社長の意見がコロコロ変わり、仕様変更があるにもかかわらず、「いったいいつになったらできるんだ、ダラダラとスケジュールを毎回変更してたらいつまでたってもできるわけないだろう！」と、スケジュールの見通しが立たないことを私のせいにされてきました。

会議では十数名参加していましたが、社長に逆らうと怒鳴られることはわかっているため、誰も提案もしないし反論もしません。

プロジェクトが始まる際に嫌な予感がしていた私は、営業部長に「私にはできません」と相談しましたが「一緒にやるから頑張ろう」と言われました。にも関わらず、会議では毎回私が怒られるのを黙ってうつむいているだけの営業部長とプロジェクトメンバーたち。私が意見を言っても、社長が「それは違うだろう！どうだ〇〇（営業部長）」と聞くと「社長の言う通りでございます」の態度の営業部長。私は上司にもメンバーにも不信感が募ってきました。私一人だけ間違った意見を言う異端児のような扱い、疎外感、孤独感がありました。

結果、私は会社に行けないほど体調も精神も壊れてしまいました。

これはシステム開発を急いでいた社長も望まない結果だと思いますが、自分のせいでこうなったとは少しも思っていないです。

社長は「あいつは突然休んで迷惑をかけやがって」と言っているそうです。

これ以上ここで頑張る必要あるのかな？？

今まで貢献してきた、会社の仕組みやツールを導入してきた私は何だったのかな？？

結局会社に残れるのは「会社の独裁者」に従える人（イエスマン）だけなんだと思いました。

ぶっちゃけ、そんな会社で仕事しててもなーーーーーんにも面白くないです。

自分の健康も仕事やプライベートの楽しみも全部犠牲にしてしまいました。

会社での情報システムの管理をしていたのは私なので、今後いなくなると困ると思いますが、もうこちらからお断りする所存であります。

IT人材は今後不足するようなので、会社のコストまで考えて提案してきたような優秀な私をないがしろにして、本当にアホな会社だと思います。

貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます✨

頭のいい人は会社に依存しない方が良い

皆社長に従っていれば毎月お給料がもらえるので、提案したり自分で考えたりする力が無くなっていきます。ただのロボット、社畜です。

このままでは無能人間が量産されるだけです。

自分の頭で考えて生きていける人は、会社に染まらないで生き方を考えた方が良いと思います。

私はこの考えに至ってこのクソ会社を退職する自分を誇らしく思い、先に進みたいと思います。